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10,000人を超えるデモ参加者を集めた6人の10代の女子校生たち(アメリカ)

6月4日にアメリカテネシー州のナッシュビルで行われた抗議デモには10,000人以上が参加し、警察の残忍さと人種差別に対する抗議を行いました。

この抗議活動を中心となって組織したのは6人の10代の少女達です。ニュースサイトのOZYでは、今回の彼女たちの一連の活動について紹介されています。

6人の見ず知らずの女子高生たちが開催した大規模デモ


【デモの告知ポスター】by:instagram.com

エマ・ローズ・スミスさん、ケネディ・グリーンさん、ジェイド・フラーさん、ニヤ・コリンズさん、ジー・トーマスさん、ミカイラ・スミスさんの6人少女たちは、インスタグラムアカウント「Teens4Equality」を通じて世界中に向けて警察の残忍さと人種差別に対する抗議活動を行っています。

14歳から16歳の高校生の少女たち6人は白人警察により、黒人のジョージ・フロイド氏が殺害された事件をきっかけにTwitterで繋がりました。彼女たちは元々お互いの事を見ず知らずの関係でしたが、それぞれが現在世界中で行われている大きな抗議運動の一部に加わりたいと考えており、グループチャットをきっかけにインスタグラムアカウント「Teens4Equality」を立ち上げ、どこの組織にも属さずに自分たちで活動を開始し、その為の支援や寄付を募る様になりました。

彼女達が組織したデモ行動は、フロイド氏の死後、アメリカ内デモ最大規模のデモとなりました。ナッシュビルの通りは人が埋め尽くされ、少なくとも10,000人以上が行進を行っていたそうです。

しかし、この参加人数は彼女たちにとっても当初の予想を遥かに超えていたものだったそうです。

10代の若者たちが活動家として同年代の手綱を握る様になった

2018年、フロリダ州パークランドの高校で銃の乱射事件による悲劇が起こり、それをきっかけに若者たちの中から銃を規制する為の活動家が抗議の場に自ら立ち上がる様になりました。今回の人種差別による抗議活動でもナッシュビルからミズーリ州オファロン、ワシントンD.C.まで、全国の10代の多くの若者たちが立ち上がり、抗議活動の手綱を握っているそうです。

この記事も読みたい:6月6日、7日に同時に世界中で行われた人種差別に対しての抗議デモの風景

ワシントンD.C.の抗議活動の場では、銃乱射事件の生存者であるAalayah Eastmondさんがデモ活動を引っ張っていた様です。彼女もまだ19歳です。

「私はクラスメートだった黒人の声と白人の声の間に不均衡があることを認識していたので、私と同じような黒人の若者たちのために声を上げる事が私の義務だと感じました」

現在彼女は黒人の若者の声を中心とした法律を推進する為に活動しているため、今回の黒人差別の件にも必然的に立ち上がり声を上げました。

Aalayah Eastmondさんのtwitterアカウント

Eastmondさんが語る『若者の活動家はある特定の事を行う為のリソースを常に持っている訳ではありませんが、それを実現する方法を見つけ出します』と言う言葉にある、その型にとらわれず自由に思うままに作り上げる即興精神を10代の少女達も心に留めているそうです。

多くの人たちから高い評価を得た今回のデモ

Teens4Equalityの1人、フラーさんの予想ではBlack Lives Matterや他の組織の助けを借りて情報を発信したとしてもナッシュビルの抗議デモに参加する人数は800~1,000人程度の小規模なものだと考えていたそうです。

しかし、4日の当時にデモが開催されると参加者は10,000人を超えていました。「想像以上の人々が通りを歩いていた、クレイジーだった」と彼女は振り返っています。

参加者の群集のなかには、ボストンを拠点とする移民活動家のエリザベス・ドセット氏も参加していたそうで、彼女たちが中心となって行われたデモについて以下の様な感想を述べています。

“「それはしっかりと組織されていたものでした。コミュニケーションは非常に明確で、人々は水を配っていました。」”

更には参加者には、多くの子供や家族がいた事が印象的だったと述べており、「ナッシュビルは本来過疎化した都市で、今回の抗議行動の瞬間に一堂に集まった人々を見るのは迫力でした」と付け加え、10代の少女たちが中心となって行われたデモ活動を高く評価していました。

自らの暴力行為は避け、平和的に問題を解決していく

彼女達は自分たち以外の場所で行われている特定のデモで繰り返されている暴力行為については非難していません。

しかし、彼女ら自らが組織したデモ団体は暴力行為は好まない雰囲気で、警察との小競り合いを避けるように参加者に注意を行っていました。

当日の現場では臨機応変に対応を行い、「機動隊を見つけると、私たちはただ進行ルートを変更しました」と警察とデモ団体の衝突も極力避ける様に誘導されていたそうです。

今回の件をきっかけにTeens4Equalityのメンバーは現在、10代の若者たちに影響を与える存在として注目されています。

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