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女性に向けての大麻(マリファナ)マーケティングが必要な5つの重要な理由

広告やブランディングが始まって以来、世帯の購入決定には女性が大きな役割を果たしてきたと言われています。そしてその傾向は近年の大麻(マリファナ)産業に関しても同じことが言われています。大麻に関する製品を取り扱う起業家たちは、これからの将来女性の消費者にどの様なアプローチをして行くかが課題となっています。

実際、この女性の消費者とは大麻産業にとってどの様に重要な面があるのかが、大麻の合法化が進められているアメリカの企業Wick&Mortarの創設者、ジャレド・ミルスキーが説明しています。

1.家庭での購入の大半の決定権は女性が占めている


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事実として、女性は全体からみると家庭での購買決定の主体となっています。ハーバード・ビジネス・レビューの調査によると、家庭用家具の94%、家電製品の51%、自動車の60%、住宅の91%、休暇の92%は女性が最終的に購入を決定しているそうです。

また、世界的に見ると女性の収入は約13兆ドル、個人消費は20兆ドルとなっているらしく、女性の購買意思は中国とインドの両方を合わせた市場規模よりも広い消費者市場となっている様です。

そして、これらの傾向は今後の大麻市場にも波及していく事は明らかであり、女性に向けてマーケティングを行い、大麻ビジネスを展開する事はビジネスとしても理にかなっていると言われています。

2.女性市場は成長市場です。


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現在の大麻の消費者の大半は男性が占めていますが、その差は昨今の世界的な大麻のニーズから着実に縮まりつつある言われています。グリーンマーケットレポートが発表した報告によると、アメリカの大麻消費者の74%が男性で、26%が女性だそうです。

しかし、これから新しく大麻製品を試してみようと考えている新規見込み客の48%が女性だと言われています。また、同報告によると新しい大麻利用者のの38%が女性である事が判明しているそうです。これは、女性の大麻使用に関しての関心が高まっている事を意味します。

この市場が成熟し、大麻使用に対しての社会的なスティグマ(偏見や汚名)が減るにつれて、市場の女性が占める割合も増えていく事が考えられています。この事を念頭に置いて、大麻製品やサービスと取り扱う事業者は増加が規模が縮小している消費者層(つまりは男性)のみに市場を開拓し続けるのか、それとも成長する消費者層(つまりは女性)に手を広げるべきかを考える時が来ていると言われています。

3.ビジネスに参入する女性の数が増えてきています。


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B2Bの大麻ビジネスであっても、女性の活躍については今後もしっかりと見て行く必要があります。

マリファナ・ビジネス・デイリー(Marijuana Business Daily)が実施した2017年の調査によると、大麻業界の幹部職の約27%を女性が占めている事がわかりました。

その中で大麻関連ビジネスだけにフォーカスすると、その割合は42%に跳ね上がるそうです。

同様に大麻調剤薬局の幹部クラスの役職の35%は女性が占めているそうです。大麻業界のサービス提供側に参入する女性が増えている今、男性消費者だけの事しかターゲットにしない会社だと、新しくビジネスに参入するには厳しくなってきます。

4.女性に向けてマーケティングしている大麻企業はほとんどありません。


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これからの大麻製品ブランドが女性に向けて販売をする事が薦められている最大の理由の一つは、今はそれをやっている企業が少ない事にあります。

もちろん、TSO SonomaやAutumn Brands等の既に女性向けにマーケティングをして有名になっている大麻製品ブランドも存在します。しかし、大多数の大麻製品企業はジェンダーニュートラル(性別に囚われない)を目指すか、男性層に強く系統しており、女性に重きを置いたマーケティングはほとんど行われていません。

ビジネスでは、他の誰もがやっている事では成功は見つける事は非常に難しいです。成功は、誰もやっていない事を上手くやる事で得る事が出来るのです。

当たり前ですが、これは大麻製品産業にとっても同じ事が言えます。

5.あなたが思っている以上に多くの女性が大麻を使用しています。


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項目2で大麻消費者としての女性の割合について説明しましたが、これはあくまでも明らかになっているものだけの割合です。つまりは、大麻を使用していると「報告している」女性の数に加えて、実際には「報告はしていないが」大麻を消費している女性が更に数多く存在しています。

シアトルを拠点に大麻消費者に焦点を当てた出版物のVan der Popの調査によると、大麻を使用している女性の70%が、大麻に関する差別や偏見意識を持っていると考えているそうです。

更にその中の66%の女性が自分が大麻を使用している事を隠しているそうです。その為、実際はある女性が大麻を使用していたとしても、その大麻を友人やパートナーが購入していた場合、それを追跡する方法はありません。

この隠れた人口層にマーケティングを成功させる事が出来る大麻企業は、大きなチャンスがあると言えます。

日本では未だにCBD(カンナビジオール)を除く大麻成分を含む製品は違法な薬物とされ、嗜好品大麻やTHC(テトラヒドロカンナビノール
)を含む大麻製品の販売は法律によって罰せられます。

ただ、違法ではないCBD製品の日本へのマーケティングはもちろん、仮に今後日本でも大麻が合法化されていくような事があれば、こういった市場の情報は重要なものとなってくるでしょう。女性に対してのマーケティングへの重要度は海外に関わらず日本でも全く同じ事が言えるからです。

やはり、一番気にかかってくる部分は「大麻に関する差別や偏見意識」だと思います。

この部分をしっかりと安心に繋げる事が出来るフォローが出来れば、大きな成功に近づくのは無いでしょうか?

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現在日本では大麻は一部の成分(CBDなど)を除いて厳しく違法とされていますが、大麻について良い意見を持っている方、悪い意見を持っている方に対してSECULTUREは中立な立場で良いニュースも悪いニュースも配信していく方針です。

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