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NASAの火星探査ローバー『キュリオシティ』が火星の空に地球と金星の写真を捉える

NASAの火星探査ローバー『キュリオシティ』は6月5日、火星から地球と金星の写真の撮影に成功しました。

砂嵐の塵による影響で明るくなった夕暮れの空に、より強い明るさを持った2つの星が撮影されたとの事です。

夕暮れの空の検証時に地球と金星の写真撮影に成功

NASAの火星探査ローバー『キュリオシティ』は2012年に火星に到着して以来、私達人類では未だ直接撮影が出来ない火星での数多くの写真を地球に送り届けてくれています。

また、撮影された画像にはキュリオシティ自身が映し出されている「自撮り写真」なるものも送られてきており、地球上の多くの人達に愛され、発見や感動を与えてくれています。

キュリオシティが火星で撮影する写真は火星の地表に関する風景の物が多く、あまりカメラを空に向けられる事はありませんでしたが、今回は火星の夕暮れの明るさを測定する検証の一環で夜空に向けて撮影された写真が送られてきました。

惑星の空の風景は、それぞれの星で宇宙の見え方が違ってきます。キュリオシティが送ってきた写真は地球上の望遠鏡ではこれまで絶対に撮影出来ない写真でした。

それは何かというと、地球自体が映っている宇宙の写真です。

砂嵐の影響で火星は明るくなる


【小さく輝く地球と金星】by:space.com

6月5日に撮影されて送られてきた2枚の写真にはそれぞれ地球と金星が映し出されていました。

画像自体は、私たちが図鑑やイラストで見る地球や金星の姿の特徴を捉えたものとは違うものの、日没後の火星の空にそれぞれの惑星のかすかな輝きを発見する事が出来たそうです。NASAはこれらは火星との距離と空気中の塵の影響で単なるピンポイントの光として表示されますが、この事から地球や金星は通常とても明るい星であると見られるそうです。

火星では年に砂嵐の影響で一度大量の塵が舞い上がり、この時期は空気中の塵がより多くの太陽光を反射させて明るくなるそうです。

宇宙科学研究所のマストカム共同研究者マーク・レモン氏は、

“『金星の写真捉えた時は、それなりに明るい星でさえ見えなかった』”

“『地球もまた、いくつかの大規模な火山噴火の後は夕暮れでも明るくなる』”

とコメントしており、空が明るい影響でより明るい星しか映し出されなかった事を説明しています。

火星の大規模な砂嵐とは


【現在火星に向かっているMars 2020 Perseverance】by:nasa.gov

大規模な砂嵐が火星全体を飲み込んだのは2018年にさかのぼります。その砂嵐の塵は非常に密度が濃く、老朽化していた当時の火星探査機「マーズ・オポチュニティ」が活動を行う為に必要なバッテリーを充電する為の太陽光発電が行えない程に光が遮断されてしまった様です。

探査機マーズ・オポチュニティはその影響で低電力の休止状態に入り、NASAは塵が晴れて再度電力が供給される事を待っていました。

しかし残念ながら、その期待は実らず何ヶ月も何ヶ月もローバーに信号を送り続けたものの反応は見つからず、NASAはミッションの続行をが出来ないと判断し、火星探査機「マーズ・オポチュニティ」は公式に再起不能になった事を発表しました。

キュリオシティ現在唯一の起動しているNASAの火星探査機ですが、新たにNASAが火星に送る予定の「Mars 2020 Perseverance」が2021年の2月に火星に到着予定で、将来の人類の火星移住の為のミッションが次々に進められています。

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