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コロナウイルスによる経済活動の停止でも大気中のCO2濃度は特に大きな減少は見られず(イギリス)

コロナウイルスの影響によって経済活動が停止されているにも関わらず、実際に大気中にあるCO2(二酸化炭素)の濃度の変化には影響を与えていない事が発表されました。

今回の1~2か月程度の自粛では、大気中の二酸化炭素濃度の減少に大きな変化は見られないとの事です。

例年通り上昇を続けているCO2濃度


【上昇を続けるCO2濃度】by:newscientist.com

スクリップス海洋研究所によって新しく公開されたデータによると、今年5月に月間の大気中のCO2濃度が過去最高記録に達した事が発表されました。

数十年にわたって年々地球の大気中のCO2濃度が上昇している傾向にある中、昨今のコロナウイルスの影響による外出自粛や企業による操業停止を受ける中、CO2濃度の上昇量には減少の変化は見られずに例年通り上昇傾向である事が確認されたそうです。

一時的で部分的な経済活動の自粛では大きな変化は与えられない

多くの予測では、今回のコロナウイルス騒動の影響による人々の行動の変化が大気に影響をもたらし、工場の生産停止や、人々の外出自粛からCO2の濃度が下がったのではと考えられていましたが、一時的な活動自粛では地球全体の大気中に存在する温室効果ガスの量を有意義に減らすには至れていないとの事です。

イギリスの気象庁Met Officeの責任者であるリチャードベッツ氏は、

“「私はこの件に関して特に驚いていません。例えば、お風呂の様なものです。蛇口から出てくる水の量はCO2の排出量で、浴槽の中の水の水位が濃度です。多かれ少なかれ私たちは常にCO2を排出し続けており、蛇口を止めない限りは水位の推移は溜まり続ける訳ですから、濃度は上がります。まずは蛇口を止める必要があるのです。」”

と述べています。

都市ごとにスポットを当てると大きな減少が見られるも


【トルコのイスタンブール】by:newscientist.com

特定地域などの部分的には汚染現象が確認されています。NASAによると、ニューヨークとワシントンDC間の二酸化窒素のレベルは、過去5年間の平均と比較して、3月には約30%の減少が見られたそうです。

また、今年の初め、CarbonBriefが発表した数字によると、中国はコロナウイルスの影響によって行われた大規模な工場等の操業停止によって炭素排出量が25%減少したことが発表されています。更にはロサンゼルス、モスクワ、ニューデリーなどの都市の写真は化学薬品の影響によるスモッグが減少した青々とした空が記録されています。

スクリップス海洋研究所によると、しかしそれでも地球の大気全体での平均的なCO2濃度を下げる為には1~2か月程度の操業停止程度ではあまり影響がなく、1年間を通して地球全体で20~30%程度の排出減少を行って行かなければ、CO2濃度の減少に至る事は出来ないと述べています。

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