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アメリカでは複数の州が記録的な大麻(マリファナ)販売数を記録し続けている

アメリカの複数の州では新型コロナウイルスによるパンデミックの影響が懸念される4月~6月での大麻(マリファナ)の売り上げが伸び続けている様です。

これらの売り上げによる税収によって、閉鎖後、徐々に解禁していく州の運営を後押ししている模様です。

コロラド州では嗜好品目的の大麻の売り上げが大きく増加している

新型コロナウイルスの不況の影響にも関わらず、アメリカのコロラド州、イリノイ州、オレゴン州はいずれもここ数か月での記録的な大麻の売上高を維持しています。

デンバーの週刊誌『Westword』によると、コロラド州では今年5月の大麻販売店のが1億9200万ドル以上の売り上げを記録した事を掲載しています。これは、4月の1億4800万ドルから更に増加しており、爆発的に販売数を伸ばしているそうです。

この売り上げの中でも、嗜好品用に利用される大麻の売り上げが同州が2014年に解禁が行われて以来最高水準のレベルで伸びているとの事です。専門家によると、この売上高の影響は新型コロナウイルスのパンデミックによって引き起こされたという見方をしており、多くの人々が自宅での余暇を過ごす時間が増えた事で使用機会が増えていると見られています。

また、今後各地の非常事態宣言が解除されていく中で観光業の増加に伴い6月、7月の売り上げも増加する事が予想されています。

イリノイ州では今年の合法化以来、およそ56億円の大麻を売り上げた

アーリントンハイツのデイリーヘラルド紙によると、イリノイ州の大麻調剤薬局店では6月に4760万ドル相当の大麻を販売し、同州も前月4月の4400万ドルの高値を更新した結果になっています。

イリノイ州では大麻に関して、効力のレベルに応じて税金がかけられています。大麻を取り扱う調剤薬局で販売されているTHC製品は、その効力に応じて10%~25%の税金が課せられる形になっており、これらの税金は州の様々な金庫に振り分けられ、州の一般的な資金、麻薬戦争によって影響を受けたコミュニティへの支援、州の保険プログラム等に充てられるそうです。

2020年1月の合法化以来、イリノイ州ではおよそ2億3910万ドル相当の大麻製品を仕入れており、合法化から5か月で5250万ドル(およそ56億円)以上の売り上げをこの州があげた事になります。

オレゴン州では初めて月間1億ドルの売上高を突破

更にポートランド・ビジネス・ジャーナル紙の記事では、オレゴン州は5月の大麻の売上高が1億3000万ドルに到達し、オレゴン州では初めて1億ドルの大台を突破した結果になっており、6月も更にその記録を塗り替えているそうです。

オレゴン州で特に伸びている商品は嗜好用大麻製品と医療用の大麻製品で、オンラインでの注文やデリバリーのサービス等の需要も増加傾向にある様です。

また、売り上げの増加の背景には大麻の価格の上昇によるところもあるものの、根本的な利用者も増加していると州の経済学者はコメントしています。尚、CBD等の濃縮物や食用に加工されたものなどの他の大麻関連製品の売上高は横ばい又は下落の方向を見せており、今後の動向が懸念されている様です。

新型コロナウイルスのパンデミックの影響の中、大麻の売り上げが増加しているという部分では一部では賛否両論あるものになっていますが、売り上げに伴った税収によって閉鎖された州の運営を後押ししている事は確かな模様です。

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