80年前に大洪水で埋没した200年前の寺院を村人たちが自発的に発掘(インド)
インドで、約80年前に砂と沈泥に埋もれてしまった古い寺院が村人たちによって発掘されました。
この寺院は、インドがイギリス帝国の植民地であった約200年前にヒンドゥー教のナゲスワラ(Nageswara)を祭る為に建てられたものと考えられており、かつては絶大な人気を誇っていたそうです。
1850年、ペンナ川の大洪水によって埋もれしまった寺院
【ショベルカーによる発掘作業】
Ek Number Newsは「1850年にペンナ川の洪水によって、寺院は砂の下に埋もれてしまった」と報告しています。大洪水によって周辺の村も水没し、寺院は完全に砂と沈泥であるシルトに覆われ、寺院の先端部さえ地中に完全に姿を隠していたそうです。
地元住民のバラ・プラサド氏は
“「私たちの村の長老たちは、75年~80年前に神社が砂で埋め尽くされたと私たちに語っていた。」”
と取材に答えています。
埋没後、村人が砂を掘り起こそうとしたそうですが、際に構造物に損傷を与える可能性がある事を理由に政府が止めた為に、その結果地元の人々は別の場所に新しい寺院を建設する事を余儀なくされていたそうです。
村人たちが協力して埋もれた寺院を発掘
【作業を見守る地元の人々】
村の年配者たちは、沈没後も忘れず寺院が失われた日の話をしてきました。
ヒンドゥー教では寺院は神聖な神の住居です。伝説によると川の乾いた砂とシルトの下にある神聖な寺院はインド神話の大英雄パラシュラーマによって奉献されたものだと言われています。
最近になって、村人たちは再びこの聖なる寺院を再び掘り起こして修復・再建をする為の活動を始めました。熱心な村人たちはこの活動を行う為の資金を自ら調達し、多くの協力者は無償でこの活動に協力する事に同意をしたそうです。
寺院の先端を露出させる為に砂を掘り下げるのにも丸一日を費やし、現在も寺院の全てを地中から掘り起こす作業が進められています。
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