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大学の図書館に眠っていた死海文書の断片からはっきりと読み取れる文字を発見(イングランド)

長らく手つかずのままマンチェスター大学の図書館に保管されていた約2000年も前の古文書である死海文書の断片から、この度「読み取り可能」な文字が教授らの研究によって発見されました。

空白だと思われていた写本の断片から文字を発見

マンチェスター大学のJohn Rylands図書館に所蔵されていた死海文書の写本断片は、今までは内容が空白であると考えられていたのですが、同大学のJoan Taylor教授の新たな研究によって実際には文字が書かれていた事が明らかになり、研究者によってその文字の一部が解読されました。

死海文書に関してはロマンが溢れる分謎も多く、世界中で偽造される事案が多発しています。しかし今回の断片は近年にある死海文書の断片と詐称された偽物ではなく、文書が最初に発見されたクムラン洞窟の公式の発掘現場で発見されたものであり非常に信憑性の高いものになるそうです。

巻物が最初に発見されたクムラン洞窟

by:mysteriousuniverse.org

本来この死海文書の断片は別の用途で研究され、保管されていた


by:https://dqcaas.com/

今回解読に使われた文書は1950年代にヨルダン政府からLeeds大学の革の専門家であるRonald Reed氏へ研究の為にと寄付されたものですが、内容が全くの空白のものであった為に比較的価値が低いものと考えられており、科学的な試験に用いる為に裁断されて断片化し、研究に使われていました。

1997年にそれらの断片はマンチェスター大学のJohn Rylands図書館に寄贈され、それ以来ほとんど手つかずのまま保管されていました。

そして近年新たな研究の為にJoan Taylor教授が虫眼鏡を使って断片を調べた時に、小さく色褪せてはいたものの、ヘブライ語で「L」の文字の様なものを発見したそうです。

それは何かの偶然かただの勘違いの可能性もありましたが、もしかしたら他の断片も調べたら文字が確認出来るかもしれないという考えを持ち、他の断片に関しても研究をする事になったのです。

別の断片から4行のテキストと読み取り可能な単語を発見


by:dqcaas.com

彼女は51枚ある断片を全てマルチスペクトルという電磁波を利用した詳細な撮影方法で画像化したところ、別の断片からも炭素素材をベースとしたインクで書かれた読み取り可能なヘブライ語/アラム語の読み取り可能なテキストを発見する事が出来ました。

最も重要な断片には15〜16文字の4行のテキストが部分的に読み取れる程度に残っていて、「Shabbat(安息日)」という単語を明確に読むことが出来た様です。

この「Shabbat(安息日)」という単語は聖書に関する一説を表している可能性があるとの事です。

“This is what the Sovereign Lord says: The gate of the inner court facing east is to be shut on the six working days, but on the Sabbath day and on the day of the New Moon it is to be opened.”
「これが君主の言である。東に面した中庭の門は、六労働日には閉ざされるが、安息日と新月の日には開かれる。」

教授の予想どおり、空白だと思われていた死海文書の断片には文字が発見され、現在も内容の解析の為にさらなる調査を行っている模様です。

この記事の簡潔なまとめ

という事で、今回は海外で空白だと思われていた死海文書の断片からはっきりと読み取れる文字が発見されたというニュースのご紹介でした。

日本でも死海文書はエヴァンゲリオンで題材とされたち、昔からオカルト的な内容で人気を持つ為、この記事を読んでJoan Taylor教授の研究に興味を持つ人も出てくるのではないでしょうか?

2000年も前の歴史的遺物のため、謎が謎を呼ぶ事が多い死海文書ですが、今回公式な研究事実として文字が確認された事は大変歴史的価値のある発見だと思います。もしかしたら聖書に関わる歴史としての新たな発見が出てくるかもしれません。

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