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6月下旬までにパリの街中2,000か所に無料の消毒液ディスペンサーを設置(フランス)

新型コロナウイルスの影響で今、世界中で衛生面に関しての考え方を見直す機会となっています。

フランスの首都パリでは街中に無料で利用できる消毒液ディスペンサーを公共バスの停留所や公衆トイレに設置するプロジェクトが進められています。街中の至る所に設置されたディスペンサーを利用する事で、誰でも簡単に手の消毒が出来る様になります。

6月の下旬までにパリの2000か所に無料の消毒液ディスペンサーを設置予定

このプロジェクトは新型コロナウイルスの対策処置として、フランスのデザイナーのパトリック・ジュアン氏がパリの街とJCDecauxと協力して進めています。

ディスペンサーには約5リットルの消毒液を収容する事が出来、1日あたり約3,300回の消毒液噴射が可能となっています。

6月の下旬までに公共バスの待合所や公衆トイレなど計2,000か所への設置を目標としていて、JCDecauxの専門サービスチームが定期的にディスペンサーの消毒と消毒液の補充を行い、全か所で合計すると1週間で約650万回分の手指消毒が可能となっているそうです。

これらが設置される事によってパリの市民や訪問者が安全な毎日の手助けとなり、非常に大きな貢献になります。

ジュアン氏によって考え込まれた機能性とデザイン


【パトリック・ジュアン氏】by:alessi.jp

‘dispensers need to be clearly visible in the city, to make sure people notice them, whether they are using the bus system or just out walking in the streets,’
「ディスペンサーは、公共バスを利用していても、通りを歩いているだけでも、人々が気づくように市内ではっきりと見えるようにする必要があります」

ジュアン氏はこのディスペンサーを設計・デザインするにあたり上記の様な課題をコメントしました。

実際、このディスペンサーはシンプルな見た目にも関わらず計算されて考え抜かれたものとなっています。

まず構造としては5リットルの消毒液の収納と壊れにくいディスペンサーをコンパクトに収めるつつも、ディスペンサー部分にはしっかりと手を入れて利用出来る様なスペースが確保され、誰でも使い方に困らない様にととてもシンプルな作りになっています。

また、斜めに面取りされたキャップ部分は通行人がその上に空き缶やペットボトルを置いて放置出来ない様にする事と、雨が降った時にホコリが流されやすいようになっています。

全体の見た目は青と白の2色の配色がされていますが、ボディの白は太陽光を反射させる色を使う事で中の消毒液が熱を持つ事を防ぐ事に役立ち、青色のキャップ部分は衛生を象徴するカラーを採用しており、これらの青と白の組み合わせは都市環境の中で誰でもすぐに見つけやすい色にするという目的があります。

【白と青でデザインされたシンプルな見た目】By:designboom.com

衛生面の向上では街中に絶大なニーズのある公共サービス

【プッシュ式で簡単に使う事が出来る】By:designboom.com

‘I am happy to have had the chance to take this free commission to design a project for parisians, visitors and all paris lovers! it is a novel and singular object in the city,’
「パリの人々、観光客、そしてパリを愛するすべての人々のためのプロジェクト設計の依頼を受けられた大変嬉しく思っています!これらは街の中でも斬新でユニークなオブジェクトになります。」

とジョアン氏は語ります。

パリは人口密度がとても高い都市で、新型コロナウイルスの影響でソーシャルディスタンスがこれまで以上に重要視されるようになりました。また、その他の観点からもこのプロジェクトはバス停の衛生管理の促進にも利用する事が出来ます。

都市に置かれる様な「家具」は様々なニーズを満たす様必要があるという事からは、衛生面の観点で今回設置される消毒液ディスペンサーは世界中で見習って取り入れるべき重要な役割を持っているのでは無いでしょうか。

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