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使い捨て容器を返品しないとデポジットが返ってこない。韓国が資源対策を強化

韓国でこの度コーヒーショップやファーストフード店での使い捨てカップに関してデポジット制を導入する法案が可決されました。

この法案は、予め消費者は商品価格にデポジット額を上乗せして支払いを行い、使い捨てカップの返却時にそのデポジット分のお金が返金される仕組みです。

韓国は世界トップクラスでリサイクルごみを排出していた


by:global-recycling.info

韓国では国内の二酸化炭素の排出量を削減する為に2022年からコーヒーショップやファーストフード店で使い捨てカップに対してのデポジットを導入する予定です。

もともと韓国では国民1人が1年間に排出するリサイクルごみの量が使い捨てカップ510個、ビニール袋420枚、包装用プラスチック62キロと、リサイクルごみの排出量が世界トップクラスでした。

それから政府は使い捨て容器に関する規制を重ね、「使い捨て用品を一緒に減らす計画」では2022年までに使い捨て用品を40%以上削減する計画が立てられています。これらの推進はゴミの軽減に対して実際に大きな効果を上げています。

参考記事(外部サイト):「脱・使い捨て」に向かう世界の動き、日本の動き

実はこの「カップデポジット制」に関しては2003年に一度韓国で導入されていましたが、推進に関しての整備が追い付かずに5年後に一度廃棄されており、この制度がより洗練された制度として復活する形となります。

内容としては、コーヒーショップやファーストフード店は商品の価格にデポジット分を上乗せし、使用済みの使い捨てカップを返却するとそのデポジット分が戻ってくる仕組みとなっています。

環境的にも経済的にも「カップデポジット制」は大きなメリット

これらのデポジット価格については、韓国の環境省では使い捨てカップの製造コストと政策のニーズに基づいて設定する計画だと述べています。

この「カップデポジット制」の政策が実施される事でリサイクルの促進やゴミの焼却コストの削減が行われ、国内の二酸化炭素排出量がなんと66%も軽減されると考えており、経済効果に関しても年間445億ウォン(3620万ドル)になると見積もっています。

また、この施策に関して環境省では今後消費者がどこでも(自分が購入した店以外でも)カップを返品できるような仕組みづくりをし、不便性を最小限に抑える事が出来るような仕組みを考えています。

この記事の簡潔なまとめ

元々はリサイクルごみの排出量が世界トップクラスだった韓国ですが、それらの教訓によって逆にどんどんより良い環境を作る様になりました。

消費者にとってもカップを返せばお金が返ってくるという事で(元々デポジット分は上乗せされてますが・・)よりリサイクル資源の大切さを意識する事が出来る様になりますし、リサイクルごみが一定の場所にきちんと集まる事でリサイクルにかかるコストが軽減されるので、経済的なメリットも非常に大きいですね。

2020年5月現在、日本ではまだまだプラスチック容器やビニール袋の消費に対しての認識が甘いと個人的には認識していますので、他国の良い部分は是非日本でも取り入れていって貰いたいと思います。

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