SECULTURE(セカルチャ)は世界の大麻(マリファナ)事情についてのニュース・合法化事情・医療・技術情報などを配信します。

ECULTURE(セカルチャ) ロゴ
SECULTURE / 大麻ビジネス / 世界最大の大麻企業の現在の動きと、投資家たちが思う事(アメリカ)

世界最大の大麻企業の現在の動きと、投資家たちが思う事(アメリカ)

世界最大の大麻市場を持つアメリカでは、投資家たちが常に大麻に関連する事業を見定めています。

そんな巨大市場の中で成功を収めているキャノピー社、ティルレイ社は既にアメリカの枠を超えてヨーロッパやアジアに拠点を置き始めています。

大麻市場が大きく経済を動かし、新しいビジネスモデルを創出しているという事実


【大麻のデリバリー会社のウェブサイト】by:planet13lasvegas.com

日本国内では未だ違法な薬物と認定されていますが、大麻とそれに派生する製品は世界各国で合法化が進み、大流行しています。嗜好品としての使用を合法化したアメリカの各州では、販売を認可された調剤所が莫大な利益を得ています。

大麻植物に含まれる成分の薬効なども様々な面で効果が認められ、大手会社が大麻を主成分とした新しいブランドの薬を販売しており、激しく競争が行われています。

2018年に全面的に大麻の合法化が行われたカナダは、言ってみれば世界的な大麻合法化の流れの最前線にいますが、隣国のアメリカも遅れを取っていません。

ネバダ州では認可された調剤所による嗜好品用の大麻の苗の販売の許可法案が可決され、ラスベガスでは大麻の無料配送サービスは配送車の運転手不足になるほど多くの顧客を引き寄せる形になりました。

投資家にとっては、この急成長はかなり投資を悩ませる原因となっている


by:unsplash.com

実はこれらの動きは逆に世界中の投資家を悩ませる形になります。まだ、この大麻市場は歴史が浅い為、市場での変動の値幅が非常に大きくなっており、関連株式価格の浮き沈みが発生しやすくなります。

この値動きが安定するまではまだ数年かかると言われているので、もしこれから大麻関連事業に投資を考えている人がいればこの事は常に心にとどめておかなければなりません。

現状では多くの投資家にとっての一般的な考えでは、世界各国で自由化の方向で大麻解禁の流れが進み法律の制定なども進む事で投資家や起業家も様々な大麻関連分野で自由な投資が出来ると考えている様です。

専門家は2022年までに大麻市場は320億ドルに達すると予想しています。それは市場の商品として改善と成長の為の余地を十分に残しており、大麻関連株は十分に投資銘柄の選択肢の一つとなり得る模様です。

大麻事業で大きく成長しているアメリカの2つの会社

2014年にこの種の会社として初めて上場したキャノピー・グロウス(Canopy Growth Corp)はカナダに本拠を置く会社です。当時はカナダのトロント証券取引所に上場していましたが、2018年の5月にはニューヨーク証券取引所に上場しました。

キャノピー社は、2018年にアメリカ最大のビール輸入会社コンステレーション・ブランズ(Constellation Brands)が40億ドル相当の株をを購入した事で大きな注目を集めました。

さらにキャノピー社は、カナダで初めて乾燥大麻をドイツに輸出しており、まさに大陸を超えた企業となりました。彼らは子会社を介してヨーロッパでの事業を展開しており、ドイツの薬局にキャノピー製品を卸しています。

彼らは世界最大の大麻市場であるアメリカ市場内でもシェアを積極に拡大していて、アメリカの販売代理店であるAcreage Holdingsと契約を結ぶ事で巨大なシェアを確保しています。

2013年の創業以来、グローバルな視野で年々事業範囲を拡大している事を証明しており、キャノピー社は投資家にとっても安全な投資先の選択肢の一つと言えるでしょう。

キャノピー社と同様にティルレイ(Tilray)社も世界最大の大麻生産企業の一つです。アメリカに本拠を置いており、その規模はキャノピー社よりも更に大きく、チリやアルゼンチンの南米諸国をはじめ、アイルランドやスイスなどのヨーロッパ諸国など、世界中に子会社を置いています。

ティルレイ社はポルトガルに同社のライセンス商品生産施設を開設しており、これらの製品はヨーロッパにあるほとんどの薬局で見つける事が出来ます。

同社の最高経営責任者であるブレンダン・ケネディ氏は世界で最初に大麻事業で億万長者になった人物です。彼の現在の純資産は24億ドルと推定されています。

これだけ見ても、ティルレイ社の企業的なパワーと世界での大麻産業の影響力は非常に大きいという事がわかります。

既に日本にもティルレイ社は拠点を設置している


【ティレイル社の大麻栽培室】by:cnbc.com

アジアの大麻市場は、それぞれの大麻に関する規制が非常に厳しい為にまだまだこれらの産業は未開拓な状況ですが、ティルレイ社は限定的ではあるものの我々の日本や韓国に限られた内容での施設を開設しているそうです。

正直日本に関しても大麻に関する取り締まりはかなり厳しい為、今後どういった流れになるかはわかりませんが、仮にアジア諸国でも大麻の合法化が急速に進んだ際にはティルレイ社は世界に先んじて準備が出来ているという強みを持つ事が出来る様になります。

ただ、前述の通り変動の振れ幅が大きい不安定な市場に多額のお金を投資する事は細心の注意を払い、良く考える必要があります。ティルレイ社やキャノピー社の様な大企業に投資を行うべきか、それとも今後関連事業として参入してくる調剤薬局のチェーンや関連グッズに投資を行うか。

世界各国で解禁の流れが進む中、投資家達もこの大麻事業への投資に目を光らせています。

記事を検索する
このサイトについて

SECULTURE(セカルチャ)では今世界で起こっている大麻(マリファナ)に関してのニュースや合法化事情、話題、関心事を紹介します。

現在日本では大麻は一部の成分(CBDなど)を除いて厳しく違法とされていますが、大麻について良い意見を持っている方、悪い意見を持っている方に対してSECULTUREは中立な立場で良いニュースも悪いニュースも配信していく方針です。

※このサイトではあくまでも世界で話題になっている大麻の有用性についてのニュースを紹介するもので、日本国内で大麻の利用について違法行為を推奨するものではありません。

>> 編集部にお問い合わせ

人気記事