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盗まれたゴッホの絵画の現在の状態の写真が突然現れる(オランダ)

オランダの美術品探偵アーサー・ブランド氏は今年3月30日にオランダのシンガーラーレン美術館から盗まれたヴィンセント・ファン・ゴッホの絵画の現状が写された写真を受け取った事を報告しました。

写真から絵画の無事を確認出来るものの、現在絵画はマフィアで買い手を探す為に撮影されたものだと考えられているそうです。

絵画の写真と、オクターブ・ダーラム氏の犯行の模倣を想起させる様な写真


【盗まれたゴッホ作「春のヌエネンの牧師館の庭」】by:cnn.co.jp

盗まれた美術品の回収において長年の実績を持つ探偵ブランド氏は、木曜日にその写真を受け取り、それらはマフィアのサークルで絵画が流通しているらしいと説明しました。この写真に写っている絵画はフェイクではなく本物である可能性が高いと思われています。

なお、被害者であるシンガーラーレン美術館は、この写真についてのコメントはまだ返していないそうです。

ブランド氏が受け取った写真の一つは、ゴッホが1884年初頭に描いた絵画「春のヌエネンの牧師館の庭」が写っており、その隣には2002年にオランダのアムステルダムの美術館からゴッホの絵画2点を盗んだ泥棒、オクターブ・ダーラム氏についての本が横に並んでいます。また、写真の左半分はニューヨークタイムズ紙の一面が置かれており、そこにはダーラム氏についてのインタビュー記事が掲載されています。

一面に掲載されているダーラム氏の記事に関しては、以前セカルチャでも紹介しています。

この記事も読みたい:盗まれたゴッホの絵画はその後どう処分するのか、実際に盗んだ人物が語りました。(オランダ)

2枚目の写真には、ヴィンセント・ファン・ゴッホの名前、1853年から1890年の日付、オランダ語で作品名を含む手書きの文字が書かれたステッカーが貼られている絵の裏側が写されています。

写真で見る限りは盗難後もひどく損傷した気配はない


【もう一枚のステッカーの写真】by:nytimes.com

ブランド氏は、写真で見る限り絵画はひどく損傷していないようで安心したと語りますが、人物のすぐ左下にある跡の様な物を若干懸念している様子です。

“「美術品が盗まれる場合、泥棒は神経質になってしまって作品を処分できなかったり、あるいは警察に尾行されていると考えてしまって作品を破壊してします場合があります」”

“「従って、これらの写真はプロが取り扱っている事を示しており、絵画が生きている」”

とブランド氏は語ります。また、彼は現在盗難について調査を行っている警察と写真を共有しているそうです。尚、警察の広報担当であるレティシア・グリフィアン氏は、写真は捜査の一部であるとし、それ以上のコメントは現状は拒否しているそうです。

作品の買い手を探すためにマフィア内で流通した写真か


【以前ゴッホの絵画を盗んだダーラム氏】by:nytimes.com

ブランド氏は、この絵画が現在どこにあるのかを追跡する事は難しいと語るものの、「少なくともこれらの写真を公開する事で、作品が生きている証拠がある」と語ります。

また、今回この写真が流通した経緯については「裏社会で写真が流通した理由は、この作品の買い手を探すためのものかもしれない」と考えている様です。

以前の記事でも書かれていた様に、ブランド氏3月に起きた盗難事件は、2002年にゴッホ美術館から2枚の絵画を盗んだオクターブ・ダーラム氏の犯行の模倣であると推測しています。

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